最高の議会人グラッドストン
著者
書誌事項
最高の議会人グラッドストン
(新・人と歴史拡大版, 29)
清水書院, 2018.7
- タイトル別名
-
グラッドストン
最高の議会人・グラッドストン
- タイトル読み
-
サイコウ ノ ギカイジン グラッドストン
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注記
「人と歴史」シリーズの『グラッドストン』(1971年刊)、「清水新書」の『最高の議会人・グラッドストン』(1984年刊)を、表記や仮名遣い等一部を改めて復刊したもの
グラッドストン年譜: p216-225
参考文献: p226-227
内容説明・目次
内容説明
乱闘、強行採決、選挙違反にみちている日本の議会政治と比べて、一九世紀以来のイギリスの議会政治は、模範的なものであったように思われている。はたして、本当にそうだったのだろうか?女王がやたらに政治に介入し、また、採決のときに党員が分裂して四政党、五政党の政治の如き状態を示すなど、必ずしも模範的ではなかったのである。本書は、それらの問題をグラッドストン、ディズレーリ、ヴィクトリア女王の三人の絡み合いを中心に、人間味と人間臭さとを加えて述べたものである。
目次
- 1 表舞台に出るまでの三人(奴隷所有者の子、グラッドストン;ユダヤ人ディズレーリ ほか)
- 2 自由主義の戦い(三人が結婚するまで;自由貿易への歩み)
- 3 保守党の暗い谷間(不安定な連立内閣つづき;自由党員グラッドストン)
- 4 立憲政治の絶頂(第一次ディズレーリ内閣;第一次グラッドストン内閣 ほか)
- 5 グランド‐オールド‐マン(グランド‐オールド‐マン)
「BOOKデータベース」 より