武者小路実篤
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武者小路実篤
(Century books, . 人と作品||ヒト ト サクヒン)
清水書院, 2018.4
- : 新装版
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ムシャノコウジ サネアツ
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Note
背と表紙の責任表示: 福田清人編, 松本武夫著
武者小路実篤の肖像あり
年譜: p205-210
参考文献: p211
Description and Table of Contents
Description
「この道より我を生かす道なし この道を歩く」新しき村の入り口に立つ木碑にそう書かれてある。武者小路実篤は単なる芸術家ではない。自分をよく生かすことはそのまま人類をよく生かすことに通ずる、という「個」と「人類の意志」との直接的な合一を追い続ける思想家でもあった。新しき村はその「我を生かす道」の一つの現れであった。新しき村を除いては武者小路を語れないのである。自然主義文学期の渦中に登場し、芥川龍之介をして「文壇の天窓を開け放って爽な空気を入れた」といわしめ、「書きたいことは全部書き、書きたくないことは全部書かない」そういう書き方をつらぬき、型破りの人間武者小路実篤は、悠悠九十歳の天寿をまっとうしたのである。
Table of Contents
- 第1編 武者小路実篤の歩んだ道(幼年時代;少年時代;青年時代;トルストイ接近;『白樺』への道)
- 第2編 作品と解説(お目出たき人;戯曲『その妹』;幸福者;友情;愛と死 ほか)
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