高浜虚子
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高浜虚子
(Century books, . 人と作品||ヒト ト サクヒン)
清水書院, 2018.4
- : 新装版
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タカハマ キョシ
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Note
背と表紙の責任表示: 福田清人編, 前田登美著
高浜虚子の肖像あり
年譜: p179-184
参考文献: p185
Description and Table of Contents
Description
高浜虚子は近代俳句の巨匠である。かれは松山に生まれ、同郷の正岡子規に兄事し、子規亡きあとの俳壇を背負い、ひたすら純客観写生、花鳥諷詠を唱道しつつ七十年の長きにわたる俳句生活を続けた。同時にかれはすぐれた写生文家でもあった。すなわち、かれの生涯はそのまま近代俳句の歴史であり、かれの主宰した「ホトトギス」は、富安風生、水原秋桜子、中村草田男など多数の俊英を輩出したばかりか、夏目漱石、野上弥生子などの作家をも育成し、近代文学史上に大きな功績をもたらした。まさに虚子こそ現俳壇の父であり、写生文を日本文章の粋にまで昇華せしめた功労者である。短歌とともに俳句にも飛躍的進歩がみられる今日、虚子を理解せずして現代俳句を語ることはもはや不可能といえよう。
Table of Contents
- 第1編 高浜虚子の生涯(子規文学を継いで;自然に育まれた幼年の日;貧しさに負けず;俳人として立つ;文学への執念;円熟期をむかえる;春風駘蕩としていた晩年)
- 第2編 作品と解説(花鳥諷詠の道;写生文の道)
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