「平成」の正体 : なぜこの社会は機能不全に陥ったのか
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書誌事項
「平成」の正体 : なぜこの社会は機能不全に陥ったのか
(イースト新書, 105)
イースト・プレス, 2018.8
- タイトル別名
-
平成の正体 : なぜこの社会は機能不全に陥ったのか
- タイトル読み
-
ヘイセイ ノ ショウタイ : ナゼ コノ シャカイ ワ キノウ フゼン ニ オチイッタ ノカ
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
戦後の日本社会は政治から経済、家族、教育、社会保障に至る制度基盤を、高度経済成長期をとおして形成してきた。そうした制度が徐々に機能不全に陥り、その弊害が誰の目にも明らかな形で社会問題化し始めたのが、平成という時代であった。本書では、「ポスト工業化」、「ネオリベラリズム」、「格差社会」、「ポスト冷戦」、「五五年体制の終焉」、「日常の政治」という6つのキーワードによって、この時代の赤裸々な姿を浮き彫りにする。ポスト平成を迎えるにあたり、平成の30年間に露わになった社会問題のゆくえを考える一冊。巻末に、辻田真佐憲氏との特別対談収録。
目次
- 第1章 ポスト工業化と液状化する社会
- 第2章 ネオリベ化した社会の理想と現実
- 第3章 格差社会の「希望は戦争」
- 第4章 ポスト冷戦と強化される対米依存
- 第5章 五五年体制の終焉と挫折した政治改革
- 第6章 「日常の政治」からポスト平成を切り開く
- 第7章 特別対談 辻田真佐憲×藤井達夫 保守とリベラルは新しい「物語」をつくれるか?
「BOOKデータベース」 より