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親鸞への接近

四方田犬彦著

工作舎, 2018.8

タイトル読み

シンラン エノ セッキン

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注記

引用・参考文献: p514-515

内容説明・目次

内容説明

世俗のしがらみを拒絶し、学問に打ち込んだ道元。自力の修行を拒み、非僧非俗で平然と妻帯をした親鸞。学生時代に著者は道元には惹かれたが、親鸞に対してはためらいを感じた。親鸞はこうして封印された—。ところが後年、戦地と占領地で、人間の巨大な悪を目にしたとき、著者の前に再び親鸞が立ち現われてきた。自分の意志で手にとったのではなく、親鸞が接近してきたのだ—。親鸞思想に向かい合うことの現代的意味を問う、思考の運動の軌跡。『歎異抄』『教行信証』を独自の視点で読み解くとともに、三木清、三國連太郎、吉本隆明を通して、親鸞思想の現代的意味を問う!

目次

  • 親鸞への接近
  • 親鸞とわたし
  • 『歎異抄』について
  • 『教行信証』論
  • 『歎異抄』のスタイル
  • 和讃と今様
  • 仏教用語翻訳の難しさ
  • 礼如さんの思い出
  • 赦すということ
  • 三木清—終末の近傍で
  • 三國連太郎—差別への眼差し
  • 吉本隆明と“解体”の意思

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB26799480
  • ISBN
    • 9784875024958
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    525p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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