共生のパトス : コンパシオーン(悲)の現象学

書誌事項

共生のパトス : コンパシオーン(悲)の現象学

大橋良介著

こぶし書房, 2018.7

タイトル別名

Pathos des miteinanders : phänomenologie der compassion

共生のパトス : コンパシオーン悲の現象学

共生のパトス : コンパシオーンの現象学

タイトル読み

キョウセイ ノ パトス : コンパシオーン(ヒ)ノ ゲンショウガク

注記

記述は初版第1刷訂による

初版第1刷の頁付: 504, 37p

引用文献: 巻末p23-38

内容説明・目次

内容説明

大乗仏教の「大悲」に根源を持つ概念「コンパシオーン」を、西田幾多郎の「無」、西谷啓治の「空」と並ぶ、鍵概念として提起。他者論から「局処‐世界」を射程に「コンパシオーン」の現象学的基礎づけをおこないアリストテレス感覚論を基礎に、聖書、世阿弥、エックハルト、ミシェル・アンリ、ベンヤミン、レヴィナスの問題領域へと展開する。

目次

  • 序 「コンパシオーン(悲)」の予備概念
  • 第1部 コンパシオーン(悲)の現象学の基礎づけ(他者の「遠近さFernn¨ahe」;他者の「高深さH¨ohentiefe」;「感覚忘却Sinnesvergessenheit」;「現象カテゴリーPh¨anomenalia」と「世界カテゴリーMundana」;「局処‐世界Welt‐Ort」)
  • 第2部 コンパシオーン(悲)の現象学の展開(五感の感性論—感性の深層へ;「私に触れてはいけないNoli me tangere」;「非‐共通の共通感覚sensus communis non‐communis」;世阿弥の「離見の見」と「共同感Gemeingef¨uhl」;非‐社交的な社交(社会)パトス(Un‐geselliges Gesellschaftspathos) ほか)
  • 後序 「何を書いてきたか、何をまだ書かねばならないか」

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB26799491
  • ISBN
    • 9784875593430
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    504, 38p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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