哲学の戦場
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哲学の戦場
行人社, 2018.8
- タイトル読み
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テツガク ノ センジョウ
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注記
その他の著者: 加藤直克, 中尾健二, 高橋明彦, 三浦仁士, 唐澤太輔, 相川翼
内容説明・目次
内容説明
今まで哲学を戦場として捉えることがあったであろうか。あったとすればどのような哲学が戦場を意識していたか、さらに哲学においてどこに戦場があるのか、そしてさらにどこかに戦場があるならば、いったい何と戦うのか、つまり真の戦いのためにまず自軍の総点検(それは自らに対する戦いでもある)が必要だろうし、そのうえで哲学固有の真の戦いへと赴くのか、あるいは両面作戦か。本書に掲載されている八本の論文はすべて、「哲学の戦場」を意識して書かれている。読者は必ずや、哲学の本質も哲学の戦いの内実についても理解されることであろう。
目次
- 未来の記憶—哲学の起源とヘーゲルの構想力についての断章
- ヘルダーリン『ヒュペーリオン』を読むということ
- モーツァルトのオペラにみる近代
- アリアドネは歎く—詩人としてのニーチェ
- 自閉症スペクトラムの存在分節
- 虚空と風—南方熊楠の「場所」をめぐって
- 自閉症の哲学的考察による「人間」観の再考
- 「自然」の取戻し—カント『判断力批判』の読み方
「BOOKデータベース」 より