八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。
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書誌事項
八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。
(メディアワークス文庫, 0495)
KADOKAWA, 2017.1
- タイトル読み
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ハチガツ ノ オワリ ワ キット セカイ ノ オワリ ニ ニテ イル
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内容説明・目次
内容説明
恋人の過去と繋がる一冊の交換日記。本当に好きだった。こんなにも人を好きになることは、この先一生ないだろうとさえ思った。言葉や仕草の一つ一つ、ちょっとした表情の変化、笑い声、髪から香る石鹸のにおい…思い出すと息が苦しくなる。まるで肺の中に、炭酸でも入っているみたいに。—透子。高校二年の夏。心臓の病が原因でなくなった彼女のことを、未だ引きずっていた成吾。あれから四年。交換日記の空白に綴られていく新しい返事。それは見間違えようもなく、透子の文字だった。
「BOOKデータベース」 より