あの日のオルガン : 疎開保育園物語
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あの日のオルガン : 疎開保育園物語
朝日新聞出版, 2018.7
- タイトル読み
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アノヒ ノ オルガン : ソカイ ホイクエン モノガタリ
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注記
「君たちは忘れない」(草土文化 1982年刊)の改題、加筆・修整
内容説明・目次
内容説明
太平洋戦争末期、子どもたちの命を守った保母がいた。日に日に空襲が激しくなる東京から、園児53人を連れて埼玉の無人寺へ。「疎開保育園」を作る、それはこれまで誰もやったことがないことだった。戦争への怒りと空腹、24時間保育に疲れ果て、もうやめようか?と迷い、それでも—園児たちの命を守り抜いた若き保母たちの戦いの記録。
目次
- プロローグ(「ヘイタイサーン、オーイ…」;バスは走る、三十六年前に向かって)
- 第1章 「保育園も疎開はできます」(一九四五年八月十五日—埼玉県南埼玉郡平野村高虫;幼児疎開を単独で決行 ほか)
- 第2章 荒れ寺に園児と保母がやってきた(一里半を、いま歩けば…(一九八〇年);疎開先へ出発の日 ほか)
- 第3章 東京大空襲と熊谷空襲のはざまで(ゆでた大根の上、ごぼうとにんじんの鯉はひるがえる;久保庭正夫・輝夫、一家全滅 吉田節子、父親以外全滅 藤ノ木健之、一家全滅 ほか)
- エピローグ(井の頭保育園の卒園式;保母たちのその後—年譜と手書きによる意見)
「BOOKデータベース」 より