マルクス「資本論」の哲学 : 物象化論と疎外論の問題構制

書誌事項

マルクス「資本論」の哲学 : 物象化論と疎外論の問題構制

長島功著

社会評論社, 2018.8

タイトル別名

Philosophie des Marxschen "Kapital"

マルクス資本論の哲学 : 物象化論と疎外論の問題構制

タイトル読み

マルクス 「シホンロン」 ノ テツガク : ブッショウカロン ト ソガイロン ノ モンダイ コウセイ

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内容説明・目次

内容説明

『パリ手稿』『経済学・哲学草稿』『ドイツ・イデオロギー』『経済学批判要綱』『資本論』などマルクスの主要著作における、物象化論と疎外論の理論的内容の変遷過程と両理論の区別と関連を解明し、この問題に関する諸説を批判的に検証する。こうしたマルクスの物象化論と疎外論を現代的に再構成する理論的作業は、資本の金融化と労働者の貧困化の拡大をもたらした現代資本主義批判のための原理的理論の構築であり、マルクス理論の今日的再生をめざす試みといえよう。

目次

  • 第1章 『パリ手稿』の物象化論的見方と疎外論
  • 第2章 『ドイツ・イデオロギー』と物象化論・疎外論
  • 第3章 『経済学批判要綱』の物象化論と疎外論
  • 第4章 『経済学批判。原初稿』と『経済学批判』の物象化論と疎外論
  • 第5章 「1861〜63年草稿」の物象化論と疎外論
  • 第6章 『資本論』の物象化論と疎外論
  • 第7章 マルクスの物象化論と疎外論の理論的内容と諸説の検討
  • 第8章 マルクスの物象化論と疎外論の区別と関連と諸説の検討

「BOOKデータベース」 より

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