根本思想を骨抜きにした『ツァラトゥストラ』翻訳史 -- 並びに、それに関わる日本近代文学
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根本思想を骨抜きにした『ツァラトゥストラ』翻訳史 -- 並びに、それに関わる日本近代文学
鳥影社, 2018.8
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根本思想を骨抜きにしたツァラトゥストラ翻訳史並びにそれに関わる日本近代文学
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コンポン シソウ オ ホネヌキ ニ シタ ツァラトゥストラ ホンヤクシ ナラビニ ソレ ニ カカワル ニホン キンダイ ブンガク
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注解: p409-414
Description and Table of Contents
Description
序章から二章は背景。三章は本論!四章から六章は再び背景、或いは樗牛オールドファンへの贈物。七章の「漱石と長江」は斬新そのもの、日本近代文学の最大の死角を抉り出しているのではないか。八章から十章は本丸本論!!とにかく、鴎外や啄木をはじめ、平塚らいてう、更には原節子に到るまで興味津津のテーマが満載!
Table of Contents
- 『悦ばしき知識』第二版の為の「序文」一は何を問うているのか
- 根本思想の謎
- 根本思想をめぐる“蜘蛛の網”としてのハイデッガー
- 根本思想の掏り替えを狙った安倍能成訳『この人を見よ』に続く翻訳史
- ニーチェと高山樗牛と生田長江を結ぶ「美的生活を論ず」
- ニーチェと「美的生活を論ず」との関係を否定する見解について
- 自然主義と『ツァラトゥストラ』の根本思想の起源
- 漱石と長江—漱石没後百年追悼、長江没後八十年追悼、平塚らいてう没後四十五年追悼
- 生田長江訳における根本思想の暗殺
- 『ツァラトゥストラ』“序説1”第八連を中心とする翻訳史
- 原節子没後一年追悼 「安城家の舞踏会」と『ツァラトゥストラ』の「没落」
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