幻覚の脳科学 : 見てしまう人びと
著者
書誌事項
幻覚の脳科学 : 見てしまう人びと
（ハヤカワ文庫, 8164 . ハヤカワ文庫NF||ハヤカワ ブンコ NF ; NF519）
早川書房, 2018.3
- タイトル別名
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Hallucinations
見てしまう人びと : 幻覚の脳科学
- タイトル読み
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ゲンカク ノ ノウカガク : ミテ シマウ ヒトビト
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注記
「見てしまう人びと : 幻覚の脳科学」(2014年刊)の改題・文庫化
参考文献: 368-382
内容説明・目次
内容説明
宙を舞うハンカチや楽譜、１５センチの小人、光り輝く幾何学模様。話し声や音楽、悪臭、失った手足の感覚—現実には存在しないものを知覚してしまう「幻覚」。これらの多くは狂気の兆候などではなく、脳機能を解明する上で貴重な手がかりになるという。多様な実例を挙げながら幻覚がいかに私たちの精神世界や文化に影響を与えてきたかを綴る医学エッセイ。『見てしまう人びと—幻覚の脳科学』改題・文庫化。
目次
- 静かな群衆—シャルル・ボネ症候群
- 囚人の映画—感覚遮断
- 数ナノグラムのワイン—においの幻覚
- 幻を聞く
- パーキンソン症候群の錯覚
- 変容状態
- 模様—目に見える片頭痛
- 「聖なる」病
- 両断—半視野の幻覚
- 譫妄
- 眠りと目覚めのはざま
- 居眠り病と鬼婆
- 取りつかれた心
- ドッペルゲンガー—自分自身の幻
- 幻肢、影、感覚のゴースト
「BOOKデータベース」 より