まなざしの装置 : ファッションと近代アメリカ
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まなざしの装置 : ファッションと近代アメリカ
青土社, 2018.10
- タイトル読み
-
マナザシ ノ ソウチ : ファッション ト キンダイ アメリカ
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注記
博士学位論文『近代アメリカのメディアに見る表象としてのファッションと女性 : 雑誌・パターン・ディスプレイ』(神戸大学, 2017年提出) に修正と加筆を施したもの
参考文献: 巻末pi-x
内容説明・目次
内容説明
ファッションはいかに女を作り上げたか。雑誌、絵画、小説、パターン(型紙)、ディスプレイ、展覧会…多様なメディアの分析を通してファッションと「女性的なもの」の結びつきを明らかにし、「理想的女性像」が生み出されていくさまを鮮やかに描き出す、画期的なファッション論。
目次
- はじめに ファッション史の相対化の試み(ファッション研究および先行研究における問題の所在;本書の構成 ほか)
- 第1章 飾る女性—一九世紀前半における理想像の成立(フィラデルフィア・ファッションと「良き女性」の表象;ファッションの是非を問う—「正統なるファッション」とは何か ほか)
- 第2章 縫う女性—一九世紀半ばにおける女性像の変容(産業革命とお針子像—イギリスを中心に;大西洋を渡るお針子像—アメリカにおける衣服産業の発展 ほか)
- 第3章 模る女性—一九世紀後半における流行受容の軌跡(モデルに倣う—「パターン」の出現;パターンによる流行受容—『ハーパーズ・バザー』を中心に ほか)
- 第4章 巡る女性—二〇世紀前半における女性像の回帰(鏡としてのショーウィンドウ;ミュージアムのファッション展—イメージの反復)
「BOOKデータベース」 より