本音化するヨーロッパ : 裏切られた統合の理想

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本音化するヨーロッパ : 裏切られた統合の理想

三好範英著

(幻冬舎新書, 518, み-6-1)

幻冬舎, 2018.9

タイトル読み

ホンネカ スル ヨーロッパ : ウラギラレタ トウゴウ ノ リソウ

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内容説明・目次

内容説明

アフリカからの難民をイタリアが堂々と受け入れ拒否し、EU内では政権参加するポピュリズム政党が増加、ロシアの軍事的脅威には徴兵制復活の動きで対抗する…。ギリシャの共通通貨ユーロ離脱は一応回避し、一見、落ち着きを取り戻したかのように思える欧州。だが、エリートたちが目指す理想とは裏腹に、普通の人々の不満は鬱積し、むしろ深化していた—。9年半のベルリン特派員経験を持つ著者が、緊張の現場を丹念に取材。米・英に続く、ヨーロッパの「本音化」というべき現象が、EUの協調を崩し、世界の衝突の震源地となる!

目次

  • 過ぎ去らない危機
  • 第1部 難民とロシア 二つの最前線(レスボス島のEU旗;泥濘のリトアニア軍演習場へ)
  • 第2部 右傾化と分断 内在化する脅威(難民受け入れの現場から;ポピュリズムの実相;ユーロが生む貧困と格差)
  • 漂流するヨーロッパ

「BOOKデータベース」 より

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