想い人
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想い人
(あくじゃれ瓢六 / 諸田玲子著)
文藝春秋, 2018.9
- タイトル読み
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オモイビト
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注記
初出誌: 『オール讀物』2017年1月号「わが家」, 2017年4月号「ふるさと」, 2017年6月号「仲間」, 2017年10月号「生命」, 2018年1月号「父子」, 2018年4月号「想い人」夫婦(めおと)から改題
収録内容
- わが家
- ふるさと
- 仲間
- 生命
- 父子
- 想い人
内容説明・目次
内容説明
八年前の天保九年の大火で、恋女房のお袖とお腹の子が、行方知れずに—。少しずつ、気力を取り戻していた瓢六のもとに、「梅の木を眺めている女がお袖にそっくりだった」という話が届く。瓢六の心は、お袖と、武家の女性・奈緒の間で揺れ動く。島流しから江戸にもどり、妻との再会を願う武士など、魅かれあえども結ばれない男女を描いた、「人を想う」ことの哀歓を情感豊かに描き出したシリーズ最高傑作!元悪党にして稀代の色男の「人生の決断」、人気シリーズ第六作。
「BOOKデータベース」 より