世界一高価な切手の物語 : なぜ1セントの切手は950万ドルになったのか
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世界一高価な切手の物語 : なぜ1セントの切手は950万ドルになったのか
東京創元社, 2018.7
- タイトル別名
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The one-cent magenta : inside the quest to own the most valuable stamp in the world
- タイトル読み
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セカイイチ コウカナ キッテ ノ モノガタリ : ナゼ 1セント ノ キッテ ワ 950マンドル ニ ナッタ ノカ
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内容説明・目次
内容説明
1856年、英領ギアナで暴動が起こり、本国から切手が届かないことを恐れ、急場しのぎに地元の新聞社である切手が印刷された。地元のみで使用され、そのまま忘れ去られたが、これがのちに1セント・マゼンタとして知られることになる切手であった。発行から17年後、ある少年が廃屋でこの切手を発見。以降、この冴えない見た目の切手の価値は、コレクターたちのあいだで跳ね上がっていく—。なぜ、どのようにして、その切手はとてつもない価値を有するに至ったのか?世界で一枚しかないとされる切手と、それをめぐる人々の数奇な運命と情熱を描く、傑作ノンフィクション!
目次
- 第1章 切手の世界
- 第2章 デイヴィッドとの旅
- 第3章 一セント—一八五六年:印刷され、売られ、忘れられる
- 第4章 六シリング—一八七三年:十二歳の少年が発見
- 第5章 百二十ポンド—一八七八年:グラスゴーとロンドン
- 第6章 百五十ポンド—一八七八年:マリンキャップの男
- 第7章 三万二千五百ドル—一九二二年:葉巻をくわえた富豪
- 第8章 四万ドル—一九四〇年:怒れる未亡人、メイシーズ、そしてもう一人の富豪
- 第9章 二十八万六千ドル—一九七〇年:ウィルクスバリの八人
- 第10章 九十三万五千ドル—一九八〇年:“その男は現われた”
- 第11章 九百五十万ドル—二〇一四年:「赤紫色が見えるだろうと思っていたが、やはりマゼンタが見えた」
「BOOKデータベース」 より