不妊、当事者の経験 : 日本におけるその変化20年
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不妊、当事者の経験 : 日本におけるその変化20年
洛北出版, 2018.10
- タイトル別名
-
Infertility : two decades of evolving experiences of treatment in Japan
不妊当事者の経験 : 日本におけるその変化20年
- タイトル読み
-
フニン トウジシャ ノ ケイケン : ニホン ニ オケル ソノ ヘンカ 20ネン
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注記
2010年大阪大学人間科学研究科提出博士論文の一部、公益財団法人21世紀文化学術財団平成25年度学術奨励金による調査結果及び2016年『社会学評論』266号掲載論文に基づいたもの
文献一覧: p548-564
内容説明・目次
内容説明
不妊治療は、昔と比べ、受診への敷居は低くなりました。とはいえ、治療を実際に始めるとなると、ほとんどの人は、戸惑い、不安、焦りなどの、重い感情を経験します。このような感情は、不妊治療が普及していったこの20年間で、どのように変化していったのでしょうか。この本は、当事者へのインタビュー調査をもとに、日本の家族形成、労働環境、インターネット、公的支援などを視野に入れ、医療の素人である当事者が編み出す、不妊治療への対処法を明らかにしています。
目次
- 第1章 不妊治療への躊躇い
- 第2章 二〇〇〇年代初期と二〇一〇年代初期の日本と不妊治療
- 第3章 二〇〇〇年代初期の不妊治療と躊躇
- 第4章 二〇一〇年代初期の当事者の意識—アンケート調査から
- 第5章 二〇一〇年代初期の不妊治療と躊躇—インタビュー調査から
- 第6章 躊躇を克服する知恵と技術
- 第7章 躊躇に関与する文化社会的要因
- 第8章 躊躇をめぐる社会的統制
- 終章 これからの不妊治療と社会
「BOOKデータベース」 より