歴史としての戦後史学 : ある歴史家の証言
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歴史としての戦後史学 : ある歴史家の証言
(角川文庫, 21187)
KADOKAWA, 2018.9
- タイトル読み
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レキシ ト シテ ノ センゴ シガク : アル レキシカ ノ ショウゲン
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注記
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫I142-2」とあり
内容説明・目次
内容説明
それまでの自分の生き方の決定的な誤りに気付いた1953年の夏から40余年間、ひたすらに学問と研究に向き合い、独自の歴史像を拓き続けた歴史家・網野善彦。「一つ一つの仕事、一通一通の文書を大切にするような姿勢だけは崩すまい」—戦後史学の当事者でもあった著者の苦悩と挫折、知られざる学問形成の足跡に肉薄。今後の歴史学に対する危惧を抱きつつも、その新たな展開へ強い願いを込めた自伝的名著。
目次
- 戦後の“戦争犯罪”
- 1 戦後歴史学の五十年(戦後歴史学の五十年—歴史観の問題を中心に;津田左右吉氏の学問における「生活」と「科学」 ほか)
- 2 歴史学と研究者(歴史家の姿勢『川崎庸之歴史著作選集3 平安の文化と歴史』解説;『論集 中世の窓』について ほか)
- 3 史料を読む(東寺百合文書と中世史研究)
- 4 日本常民文化研究所(戦後の日本常民文化研究所と文書整理;古文書の結ぶ縁)
- 5 渋沢敬三の学問と生き方(渋沢敬三の学問と生き方『澁澤敬三著作集 第三巻』解説;被差別部落・「原始民族」への言及について ほか)
- インタビュー 私の生き方
「BOOKデータベース」 より