産婆と産院の日本近代
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産婆と産院の日本近代
青弓社, 2018.9
- タイトル読み
-
サンバ ト サンイン ノ ニホン キンダイ
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注記
参考文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
戦前から戦後、そして現在にいたる産婆・助産婦の実践の歴史を、ライフヒストリー、雑誌分析、行政資料などから多角的に描き出す。産む/産まない/産めないにかかわらず、地域の女性たちをサポートしてきた産婆たちの歴史から、「産む女性にとって何が必要か」をともに考える「助産」の重要性を説く。
目次
- 序章 産婆・助産婦・助産師の近代
- 第1章 明治期日本の助産婦に向ける医師の統制と期待—出産の正常と異常の境界をめぐって
- 第2章 性と出産の近代と社会統制—雑誌メディアからみた衛生観念・家族規範・国民意識の形成とその回路
- 第3章 産婆の近代と出産の医療化—「助産之栞」を口述史料として読む
- 第4章 産師法制定運動の興隆と終焉
- 第5章 出産の戦後史
- 第6章 戦後の助産婦教育
- 終章 「助産」という実践を見えなくさせたもの—助産所と助産施設の違いを中心に
「BOOKデータベース」 より