談志最後の落語論
著者
書誌事項
談志最後の落語論
(ちくま文庫, [た88-1])
筑摩書房, 2018.10
- タイトル別名
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談志 最後の落語論
- タイトル読み
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ダンシ サイゴ ノ ラクゴロン
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注記
梧桐書院2009.11刊の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
伝説のロングセラー『現代落語論』をはじめ、落語に関する多くの著作を残し、亡くなる直前まで「落語」を愛し、格闘し続けた立川談志。「落語とは人間の業の肯定である」との名言を記してから二十五年。「イリュージョン」「江戸の風」「志ん生」「三語楼」等のキーワードを基にさらなる進化を遂げた落語・落語家論の集大成。
目次
- 第1章 落語、この素晴らしきもの(人間の「業」とは何か;落語は「非常識」を肯定する ほか)
- 第2章 「自我」は「非常識」をも凌駕する(「自我」を発散する滑稽噺;“そのワンフレーズ”のために ほか)
- 第3章 “それ”を落語家が捨てるのか(軽蔑の言葉にもなる「上手い」;どこが上手いのか判らない ほか)
- 第4章 そして、三語楼へとたどりつく(「金語楼が欲しいなあ」;文楽と小さんだけは判らない ほか)
- 第5章 芸は、客のために演るものなのか(客もグロテスクを喜ぶ;よみうりホール『芝浜』の真意 ほか)
「BOOKデータベース」 より