大名家の秘密 : 秘史『盛衰記』を読む

書誌事項

大名家の秘密 : 秘史『盛衰記』を読む

氏家幹人著

草思社, 2018.9

タイトル別名

大名家の秘密 : 秘史盛衰記を読む

タイトル読み

ダイミョウケ ノ ヒミツ : ヒシ セイスイキ オ ヨム

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注記

水戸徳川家・高松松平家等の略系図: p[18]

主な参考文献・論文: p283-284

主な引用史料: p285-287

内容説明・目次

内容説明

高松藩士・小神野与兵衛が十八世紀半ばに記した『盛衰記』。そこには、高松松平家やその本家の水戸家の殿様たちの生々して行状や、大名父子の壮絶な確執、大名と家臣たちの濃密すぎる関係性が鮮明に描かれている。武士の忠臣美談など「武士道」のイメージとはまるで異なる、江戸前期の激越な武士世界をつまびらかにする。

目次

  • 序章 三人の殿様の死—頼房、頼重、頼常
  • 第1章 歴史を編んだ男たち
  • 第2章 頼房と、その子、頼重、光圀。父は息子を“水”にしようとした。
  • 第3章 子流しと子殺し
  • 第4章 傍若無人な父、頼重(英公)
  • 復讐する息子、頼常(節公)
  • 第5章 わが子に一度も声をかけなかった冷たい殿様
  • 第6章 家臣という名の曲者たち
  • 第7章 名君・頼常の後姿
  • 終章 歴史を編む人、ふたたび

「BOOKデータベース」 より

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