戦う大名行列
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戦う大名行列
(ベスト新書, 575)
ベストセラーズ, 2018.9
- タイトル読み
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タタカウ ダイミョウ ギョウレツ
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注記
主要資料集: p6
御館の乱年表: p186-[188]
主要参考文献: p300-301
内容説明・目次
内容説明
「大名行列」は、一般的に儀礼の行列から発展したと考えられている。歴史家・乃至政彦氏は、この行列の編成様式に注目。史料を読み解き、その起源は上杉謙信が武田信玄に大勝した「川中島の戦い」の軍隊配置にあったと指摘する。謙信はこの戦いで、多くの一般兵士を失う代わりに、敵の上級指揮官を討ち取るという、ある意味、リスクが高い戦術をとった。本書で乃至氏は、「川中島の戦い」や「大坂の陣」など戦の謎を行列から紐解き、さらに全国に普及していった武士の行列の変遷を通して、用兵思想の実相を明らかにする!
目次
- 軍隊行進だった大名行列
- 領主別編成と兵科別編成
- 中世初期の兵科別編成
- 村上義清から生まれた戦列
- 京都を訪ねた兵杖行列—越後の隊列
- 謙信の軍列—車懸りの真相
- 武田軍の隊形—模範的軍隊の創出
- 北条軍の隊形—岩付衆諸奉行のチャレンジ
- 上杉三郎景虎の軍師
- 織田信長と明智光秀の戦争
- 武田家遺臣と蒲生氏郷の陣立書
- 豊臣時代の陣立—伊達政宗と上杉景勝の陣立
- 大名行列と車懸り
「BOOKデータベース」 より