書誌事項

「城取り」の軍事学

西股総生 [著]

(角川文庫, 21186)

KADOKAWA, 2018.9

タイトル別名

城取りの軍事学

角川ソフィア文庫

タイトル読み

シロトリ ノ グンジガク

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注記

ブックジャケットに「角川ソフィア文庫I145-2」とあり

学研パブリッシング2013年刊の文庫化

主要参考文献: p335-342

内容説明・目次

内容説明

城といえば、領国支配の中心として城主が住む場所というイメージが強い。しかし、近世城郭の既成概念を排し、城の本質は軍事施設という観点から見直してみると、意外な事実が浮かび上がってくる。縄張り研究の手法を用い、戦国の城にまつわる5つの疑問を徹底論証。なぜ、多数の「山城」が築かれたのか。鉄炮の普及は城の構造にどのような影響を与えたのか…。千差万別の個性あふれる戦国のリアルに迫る、画期的城郭論。

目次

  • 第1章 城を取る—攻めるか守るか
  • 第2章 なぜ山城か—それぞれの事情
  • 第3章 城主たちの亡霊—城の歴史がすり替わる
  • 第4章 幻の館—リアリティーのない平板な図式
  • 第5章 縄張りの迷宮—オンリーワンの個性たち
  • 第6章 城と戦争—城の形を決定づける人の営み
  • 第7章 鉄炮と城の「進化」—大きい・小さい・強い・弱い
  • 第8章 城は何を守るか—築城者たちの本音
  • 第9章 山から降りなかった城—近世城郭の成立を再考する

「BOOKデータベース」 より

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