昭和期デカダン短篇集
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昭和期デカダン短篇集
(講談社文芸文庫, [みM1])
講談社, 2018.10
- タイトル読み
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ショウワキ デカダン タンペンシュウ
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注記
シリーズ番号はブックジャケットによる
初出/底本一覧: p403
著者略歴: p404-406
収録内容
- セメント樽の中の手紙 / 葉山嘉樹 [著]
- 安全弁 / 宮嶋資夫 [著]
- 勉強記 / 坂口安吾 [著]
- 禅僧 / 坂口安吾 [著]
- 花火 / 太宰治 [著]
- 父 / 太宰治 [著]
- 離魂 / 田中英光 [著]
- 影絵 / 織田作之助 [著]
- 郷愁 / 織田作之助 [著]
- 家の中 / 島尾敏雄 [著]
- 憂国 / 三島由紀夫 [著]
- 骨餓身峠死人葛 / 野坂昭如 [著]
- 十九歳の地図 / 中上健次 [著]
内容説明・目次
内容説明
敗戦後の昭和二十年代、そして高度経済成長と新左翼運動の昭和四十年代。世を根底から疑い、これに背を向け、あるいは反逆しようとする「デカダン文学」なるものが、とりわけこの二つの時代を中心に現れ出た。頽廃、厭世、反倫理、アナーキー、およびそこからの反転。昭和期のラディカルな文学的実践十三編を照射し、その背後に秘められた思想的格闘を巨視的に読みなおす。
「BOOKデータベース」 より