楽園をつくった男 : 沖縄・由布島に生きて
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楽園をつくった男 : 沖縄・由布島に生きて
アースメディア , 星雲社 (発売), 2002.10
改定版
- タイトル読み
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ラクエン オ ツクッタ オトコ : オキナワ ユブジマ ニ イキテ
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注記
参考資料・文献: p164-168
内容説明・目次
内容説明
水牛車に乗って海を渡っていく由布島は、島全体を生かした植物園となっている。この島には、現在年間二〇万人の観光客が訪れる。だが、ほんのひと昔前までは、めったに人も訪れることのない、ジャングルのような無人島同然の島だった。その島を楽園にすることを夢見て、実現させた男・西表正治の生涯を描く。苛酷な労働と栄養失調による失明の危機、大型台風の襲来や、沖縄本土復帰により迎えた沖縄のレジャーランド化に伴い起った由布島退去通知など、さまざまな困難を乗り越えてきた不屈の精神と一〇人の子供を育てたバイタリティは感動的であり、日本人が失った「家族の肖像」がここにある。夢を追い求めて生きた男のロマンがここにある。
目次
- 帰還
- 由布島入植
- 青々と波うついもの葉
- うつぐみの心
- 台風の通り道
- 消えたジョン
- 夜のお話会
- 海をへだてた卒業式
- 病気の牛
- エルシー台風
- 最後の宴
- 希望のココヤシ
- 島にひきつけられる若者
- 突然の通告
- みんなのふるさとに
「BOOKデータベース」 より