小泉八雲と神々の世界 ; ラフカディオ・ハーン : 植民地化・キリスト教化・文明開化
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小泉八雲と神々の世界 ; ラフカディオ・ハーン : 植民地化・キリスト教化・文明開化
(平川祐弘決定版著作集 / 平川祐弘著, 第12巻)
勉誠出版, 2018.9
- タイトル別名
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ラフカディオハーン : 植民地化キリスト教化文明開化
- タイトル読み
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コイズミ ヤクモ ト カミガミ ノ セカイ ; ラフカディオ ハーン : ショクミンチカ キリストキョウカ ブンメイ カイカ
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注記
比較研究者・平川祐弘の著作集。第12巻は、ラフカディオ・ハーンを<植民地主義以後の視点から>再評価し、21世紀における重要性や母との関係を説き明かした著作などを収録する。
内容説明・目次
内容説明
フランス領西インド諸島ではキリスト教化されたはずだったが黒人奴隷の子孫は、幽霊や怪談を信じている。クレオールの言葉を習い、それに気づいたハーンは、日本でも仏教以前や文明開化以前の、大和島根に固有の神々は生きているはずだと予想して来日し、出雲でも怪談に耳をすまし日本人の霊の世界に入りこもうとした。そのハーンが描く明治日本ははたして真実か。それとも美化された幻影か。問題は、それをイリュージョンとして斥けたい、強い衝動に駆られる知識層が、日本には今もいるということではあるまいか。和辻哲郎文化賞受賞。
目次
- 小泉八雲と神々の世界(小泉八雲と神々の世界;小泉八雲と母性への回帰;日本の女とアメリカの女 ほか)
- ラフカディオ・ハーン—植民地化・キリスト教化・文明開化(植民地化・キリスト教化・文明開化;語り続ける母;比較の有効性について—方法論的反省)
- 附録 ユーマ
「BOOKデータベース」 より