上杉謙信 : 「義の武将」の激情と苦悩
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上杉謙信 : 「義の武将」の激情と苦悩
(星海社新書, 141)
星海社 , 講談社 (発売), 2018.10
- タイトル読み
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ウエスギ ケンシン : ギ ノ ブショウ ノ ゲキジョウ ト クノウ
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注記
主要参考文献: p283-286
内容説明・目次
内容説明
一般的に「義の武将」として知られ、絶大な人気を誇る戦国武将・上杉謙信。しかし、この「義の武将」、あるいは「軍神」といった彼のイメージは、実は近世以降に越後流軍学者をはじめとする人々によって作られたものであることがわかっています。では、実際の上杉謙信とはどのような人物だったのでしょうか?本書では、発給文書や寺社に納めた願文など、一次史料を主な材料に、謙信の実像に迫ってゆきます。戦国大名家の当主をつとめるにあたり、いかに苦悩し、そして時に激情に突き動かされたのか。史料が雄弁に語るのは、喜怒哀楽を備えた人間としての上杉謙信でした。それでは、半世紀に満たない彼の激動の生涯を、共に辿っていきましょう。
目次
- 序章 此名字関東より罷り移り
- 第1章 景虎1—吾これ幼稚にして父母に後れ
- 第2章 宗心—越後に万端退屈共候
- 第3章 景虎2—国之儀一向捨て置き、無二上意様御前守り奉るべく、存じ詰め候
- 第4章 政虎—政虎一世中亡失すべからず候
- 第5章 輝虎1—仮国ニも料所一ケ所もまつらハす候間、当座之依怙非分ニ有間敷事
- 第6章 輝虎2—天下之嘲可為此一事候
- 第7章 謙信1—一偏当家之弓矢わかやぐべき瑞相ニ候
- 第8章 謙信2—熊・越・賀存分之侭ニ申付…
- 終章 この上は関左に到り越山これ成したるべく
「BOOKデータベース」 より