万葉のひびき
著者
書誌事項
万葉のひびき
本阿弥書店, 2018.9
- タイトル別名
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Manyou no hibiki
- タイトル読み
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マンヨウ ノ ヒビキ
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注記
「玉ゆら」(2003年7月-2018年4月発行)に掲載した、「心に響く万葉の歌」60回までを収録したもの
関連略年表: p248-252
参考文献一覧: p260-264
内容説明・目次
内容説明
学生時代、師岡野弘彦に導かれて歩いた万葉の地。時を経て、「玉ゆら」創刊号より十五年間、丹念に歌の地を巡り、今に通じる万葉人の世界を、みずみずしい筆致で描く。越中国守の若き家持の真情も解き明かし、遙かな万葉のひびきへといざなう出色の書。
目次
- 日並皇子の命の(巻一・四九)—柿本人麿
- 秋山の樹の下隠り(巻二・九二)—鏡王女
- 新しき年の始の(巻二十・四五一六)—大伴家持
- 磯のうへに生ふる馬酔木を(巻二・一六六)—大伯皇女
- 山振の立ち儀ひたる(巻二・一五八)—高市皇子
- 立ちかはり古き都と(巻六・一〇四八)—田辺福麿
- 降る雪はあはにな降りそ(巻二・二〇三)—穂積皇子
- 采女の袖吹きかへす(巻一・五一)—志貴皇子
- 明日香川瀬瀬の珠藻の(巻十三・三二六七)—作者不詳
- 朝日照る佐太の岡辺に(巻二・一七七)—皇子尊の宮の舎人ら〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より