これでいいのか滋賀県
著者
書誌事項
これでいいのか滋賀県
(地域批評シリーズ, 28)
マイクロマガジン社, 2018.9
- タイトル別名
-
地味〜な滋賀の意外な発展!?
- タイトル読み
-
コレ デ イイ ノカ シガケン
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注記
2012年刊を加筆修正し文庫化したもの
参考文献: p314-315
内容説明・目次
内容説明
「畿内」という呼称がある。昔から都と都に近い京都南部、奈良と大阪のほぼ全域、兵庫県南東部は畿内と呼ばれ、日本を代表する大都市圏に位置付けられてきた。しかし、滋賀県は京都のすぐお隣なのに畿内に含まれず、古代から都も設けられた要衝地なのに、まるで関西からハブられているかのような哀しさが漂っていた。ところが近年、滋賀の躍進がすさまじい。「関西でもっとも地味な県」は「関西でもっとも住みやすい県」と評判になり、それを裏付けるかのように、平均寿命(男性)も全国トップに立った。その効果は大きく、大津をはじめとして草津、栗東、守山、果ては彦根まで、湖南・湖東の琵琶湖線沿線に移住者がワンサカ押し寄せ、人口が激増している。本書はそんな新時代を迎えた湖国・滋賀の好調の要因と問題点を分析しながら、滋賀県と滋賀県民の本質にズバリと斬り込んでいく!
目次
- 第1章 滋賀県ってどんなトコ?
- 第2章 滋賀県の歴史は当然、琵琶湖から始まる
- 第3章 滋賀県民ってどんなヒト?
- 第4章 そこそこ大都市なのに存在感が無い大津市
- 第5章 新住民が激増する湖南地域は理想郷か!?
- 第6章 近江の伝統が生きる湖東地域の苦悩
- 第7章 近江の地域格差を象徴する湖西・湖北の明と暗
- 第8章 近江人と移民のタッグで新「湖国」を誕生させよう!
「BOOKデータベース」 より