吉田修一論 : 現代小説の風土と訛り
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吉田修一論 : 現代小説の風土と訛り
左右社, 2018.9
- タイトル読み
-
ヨシダ シュウイチ ロン : ゲンダイ ショウセツ ノ フウド ト ナマリ
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注記
参考文献: p326-330
内容説明・目次
内容説明
『パレード』から『悪人』、そして『国宝』まで。純文学と大衆小説の文学賞を合わせて受賞するなど振れ幅のある吉田修一の仕事を長崎という「風土」から捉える。吉田修一のほぼ全作品を網羅。
目次
- 第1章 吉田修一の「風土」(長崎;父親と酒屋;母親と「成熟と喪失」)
- 第2章 吉田修一の「小説の嘘」(丸山明宏「ヨイトマケの唄」と長崎;長崎南高校;軍艦島の偽ガイド)
- 第3章 吉田修一の「訛り」(感情の訛り;疑似家族的な親密さ;男女別の秩序)
- 第4章 吉田修一の「故郷喪失」(故郷喪失;村上龍と村上春樹との風景描写の違い;吉田修一とカズオ・イシグロの長崎)
- 第5章 吉田修一の「悪」(新宿;悪人=吉田修一の故郷;長崎から歌舞伎座へ—『国宝』の風土)
- 付録 吉田修一作品の舞台マップ
「BOOKデータベース」 より