術数学の思考 : 交叉する科学と占術

書誌事項

術数学の思考 : 交叉する科学と占術

武田時昌著

(京大人文研東方学叢書, 5)

臨川書店, 2018.10

タイトル別名

Scientific ideas in the field called the study of shushu

術数学の思考 : 交叉する科学と占術

タイトル読み

ジュッスウガク ノ シコウ : コウサ スル カガク ト センジュツ

注記

術数学研究を振り返って(参考文献): p259-272

内容説明・目次

内容説明

科学と迷信が峻別されない時代において、その境界領域にはどのような思考が発揮されていたのか—自然科学の諸分野が『易』を中核とする占術と複合した中国特有の学問「術数学」。先秦に「方術」と呼ばれた自然探究の学問が、漢代思想革命を経て「術数学」へと変容する過程を描きながら、自然の摂理にもとづく社会のあり方、人間の生き方を追求した中国的思考のルーツにせまる。

目次

  • 序論 中国科学の新展開—術数学という研究領域
  • 第1部 術数学のパラダイム形成(陰陽五行説はいかに形成されたか;物類相感説と精誠の哲学)
  • 第2部 漢代思想革命の構造(原始儒家思想の脱構築;漢代の終末論と緯書思想)
  • 附録 術数学研究を振り返って(参考文献)

「BOOKデータベース」 より

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