日本占領下の中国ムスリム : 華北および蒙疆における民族政策と女子教育

書誌事項

日本占領下の中国ムスリム : 華北および蒙疆における民族政策と女子教育

新保敦子著

(早稲田大学学術叢書, 053)

早稲田大学出版部, 2018.10

タイトル別名

Muslims in China under Japanese occupation : the ethnic minority policy and women's education in the North China and Mongol military governments

中華民国時期 (1912-1949年) における国家統合と社会教育の研究

タイトル読み

ニホン センリョウカ ノ チュウゴク ムスリム : カホク オヨビ モウキョウ ニオケル ミンゾク セイサク ト ジョシ キョウイク

注記

英文タイトルは標題紙裏による

主要参考文献一覧: p340-356

著者の博士論文「中華民国時期 (1912-1949年) における国家統合と社会教育の研究」 (早稲田大学大学院教育学研究科, 2002年) を再構成し、大幅に加筆・修正したもの

内容説明・目次

内容説明

日本軍部はなぜ中国ムスリムへの教育や団体事業を重視したのか。その背景を探るとともに、とくに女子中等教育の詳細を明らかにし、植民地とジェンダーという視点から論じる第一級の研究書。

目次

  • 第1部 日本軍のアジア侵攻と回教工作(日本占領下における宗教政策と日本国内での回教工作;日中戦争時期における中国の回民と日本の回教工作)
  • 第2部 中国回教総聯合会による回教工作と教育(日本占領下の北京における回民教育;日本占領下の華北におけるイスラーム青年工作—中国回教青年団をめぐって;蒙疆政権下の回教工作と教育—西北回教聯合会を中心として)
  • 第3部 日本占領下の少数民族女子中等教育(日本占領下の北京での回民女子中等教育—実践女子中学に焦点をあてて;蒙疆政権における回教工作と女子教育—善隣回民女塾を中心として;満洲国におけるモンゴル人女子青年教育—興安女子国民高等学校を中心として)

「BOOKデータベース」 より

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