栄花物語 : 歴史からの奪還
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栄花物語 : 歴史からの奪還
森話社, 2018.10
- タイトル読み
-
エイガ モノガタリ : レキシ カラ ノ ダッカン
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注記
引用文献: 各論文末
内容説明・目次
内容説明
『栄花物語』を嚆矢とする歴史物語は、これまで文学作品と認識されつつも、「歴史書」であるともみなされてきた。しかし、『栄花物語』が“物語”であることの意味を真に問うため、「歴史書」という認識をいったん傍らに置いて、『栄花物語』を徹底的に“物語”として読み、その論理や表現の構造を明らかにする。
目次
- 物語と歴史の境界あるいは侵犯
- エクリチュールとしての『栄花物語』—『狭衣物語』との近似性に着目して
- 藤原登子—“物語化”された尚侍
- 源倫子—その摂関家の正妻らしからぬ行動
- 永平親王の語りをめぐって—「十二ばかりに」に着目して
- 『栄花物語』の立后と「一の人」—歴史認識の形成
- 『栄花物語』「みはてぬゆめ」巻の構造—不敬事件へと収斂する物語
- 二人のかぐや姫—『栄花物語』巻第六「かかやく藤壺」の彰子と定子
- 『栄花物語・初花』の“語り手女房”—語り換えの方法
- 『栄花物語』、固有の“歴史”語り—小一条院東宮退位をめぐる延子・顕光の恨み
- 『栄花物語』進命婦考—続編の叙述の方法をめぐって
- 『狭衣物語』と『栄花物語』についての一考察—賀茂斎院神事の記録
「BOOKデータベース」 より