漂流怪人・きだみのる
著者
書誌事項
漂流怪人・きだみのる
(小学館文庫, [あ4-3])
小学館, 2018.9
- タイトル別名
-
漂流怪人きだみのる
- タイトル読み
-
ヒョウリュウ カイジン キダ ミノル
大学図書館所蔵 件 / 全10件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
2016年刊の単行本を加筆訂正
巻号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
きだみのるはファーブルの『昆虫記』を訳し、戦中『モロッコ紀行』を書いたブライ派の学者である。雑誌「世界」に連載した『気違い部落周游紀行』は大ベストセラーとなった。嵐山は雑誌「太陽」の編集部員だった28歳のとき、77歳のきだみのると、謎の少女ミミくん(7歳)と一緒に取材で日本各地をまわった。フランス趣味と知識人への嫌悪。反国家、反警察、反左翼、反文壇で女好き。果てることのない食い意地。人間のさまざまな欲望がからみあった冒険者。きだ怪人のハテンコウな行状に隠された謎とは何か?平松洋子・南伸坊・松山巖の三氏による解説を特別収録。
目次
- 1 一枚の写真
- 2 豚アバラ肉の宴会
- 3 天より降りたった料理人
- 4 きだドンはアナキストか
- 5 どっちが親だかわからない
- 6 人間は最悪の猛獣である
- 7 七十七歳のきだドン、大船渡へ
- 8 ミミくんの入学
- 9 『子育てごっこ』とその後
「BOOKデータベース」 より