アジア沈殿旅日記
著者
書誌事項
アジア沈殿旅日記
(ちくま文庫, [み27-4])
筑摩書房, 2018.11
- タイトル別名
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旅はときどき奇妙な匂いがする
アジア沈殿旅日記
- タイトル読み
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アジア チンデン タビ ニッキ
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注記
「旅はときどき奇妙な匂いがする」(2014年刊) の改題
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
「旅に私の人生が飲み込まれることは、きっともうない。それでも、私は旅をしたい—」中年に到り、タマキングは旅に出た。日常から逃れ、殺風景な宿に泊まり、雑然とした街を散策する。長距離バスに揺られ、地味なビーチで寝そべり、短期休暇をぼんやりと過ごす。ふたたびのアジア旅は、興奮と倦怠のあいだを揺れ動く。達観できない自分をかかえて、台湾、マレーシア、インド、熊本をめぐる迷走旅エッセイ。
目次
- はじめに(謎の症状;“ペリー”と闘う私の前に、立ち塞がる壁 ほか)
- 1 台湾(行き先は台湾がよさそうなこと;“参考”台湾人についてのささやかな事前情報 ほか)
- 2 マレーシア(なんでわざわざミッションを?;ビーチリゾートの玄関口 ほか)
- 3 ラダック(わが最愛のザックが、神に見放されるまでの顛末;さらば、いい加減な旅 ほか)
- 4 熊本(阿蘇の思い出;日本の大地は、案外日本的でないこと ほか)
「BOOKデータベース」 より