ハントゥア : マラッカ王国の英雄 : 琉球に残る交流の歴史

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ハントゥア : マラッカ王国の英雄 : 琉球に残る交流の歴史

ハシム・ムサ, ロハイダ・カマルディン著 ; ザイド・ムハマド・ズィン, 新井卓治訳

日本マレーシア協会 , 紀伊國屋書店 (発売), 2018.2

タイトル別名

Hang Tuah : Catatan Okinawa

タイトル読み

ハン トゥア : マラッカ オウコク ノ エイユウ : リュウキュウ ニ ノコル コウリュウ ノ レキシ

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注記

原タイトル: Hang Tuah (UPM Press)

索引: 巻末p1-3

参考文献: 巻末p4-6

内容説明・目次

内容説明

本書は、マラッカ王国の最盛期に活躍したラクサマナ(海軍提督)・ハントゥアについて、詳細な調査を行い、その実在を明らかにするものである。著者は、日本の沖縄県で教育庁の協力を得て調査を行い、本書の結論を導き出している。琉球王国の史料と遺物から、ハントゥアの実在が証明されている。マラッカ王国と琉球王国との外交関係は、研究者によって信頼のおける史料として認知されている『歴代宝案』に、はっきりと記録されている。また、別の史料では、ハントゥアはマラッカ王国の使節として、インド、トルコ、パタニへ派遣されたとも記述されており、その姿を世界各地に留めているのである。本書は、『ハントゥア物語』など、マレー世界の史料に依るだけでなく、琉球王国の信頼おける史料にも依拠し、書かれたものである。

目次

  • 第1章 マレーシア社会におけるハントゥアの人物像
  • 第2章 東洋と西洋における歴史上の偉人達の古文書と遺物による実在証明
  • 第3章 マレー世界の史料に基づくマラッカ王国とハントゥアの実在証明
  • 第4章 ハントゥアとマラッカ王国の存在を証明する海外の一次史料
  • 第5章 まとめ
  • 資料

「BOOKデータベース」 より

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