資本論草稿にマルクスの苦闘を読む : 『資本論』第2部第8稿全文とその関連資料を収録

書誌事項

資本論草稿にマルクスの苦闘を読む : 『資本論』第2部第8稿全文とその関連資料を収録

大谷禎之介著

桜井書店, 2018.11

タイトル別名

資本論草稿にマルクスの苦闘を読む : 資本論第2部第8稿全文とその関連資料を収録

タイトル読み

シホンロン ソウコウ ニ マルクス ノ クトウ オ ヨム : 『シホンロン』ダイ2ブ ダイ8コウ ゼンブン ト ソノ カンレン シリョウ オ シュウロク

大学図書館所蔵 件 / 57

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

資本論草稿に取り組んで60年。著者が見てきたのは、『資本論』を完結させようとしながら、書き直しに書き直しを重ねないではいられないマルクスだった。本書は、最後の草稿の全文と著者の透徹したそれの読解を収めるほか、草稿の執筆時期の考証に取り組みMEGA編集に携わってきた著者の旅路を記録する。

目次

  • 1 『資本論』に刻まれたマルクスの苦闘(マルクスの遺稿は呪われたリングか;「現代社会」の変革のための「資本の一般的分析」;『資本論』とアソシエーション;MEGA編集・刊行の現状と展望—MEGA第2部門の完結に寄せて)
  • 2 『資本論』第2部・第3部の草稿を読む(『資本論』第2部第8稿を読む—第8稿全文とMEGA版付属資料;『資本論』第2部・第3部草稿の執筆時期について—四共筆者への批判;『資本論』第2部仕上げのための苦闘の軌跡—MEGA第2部門第11巻の刊行に寄せて;「流通過程および再生産過程の実体的諸条件」とはなにか—『資本論』第2部形成史の一齣)
  • 3 探索の旅路で落穂を拾う(『図解社会経済学』で読者に伝えたかったこと;商品および商品生産に関するいくつかの問題について;マルクスの価値形態論;貨幣生産論の問題設定とその解明;書評・佐藤金三郎著『『資本論』研究序説』;随筆・高須賀さんと佐藤さんとへの書債)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ