書誌事項

ヨーゼフ・メンゲレの逃亡

オリヴィエ・ゲーズ著 ; 高橋啓訳

(海外文学セレクション)

東京創元社, 2018.10

タイトル別名

La disparition de Josef Mengele

ヨーゼフメンゲレの逃亡

タイトル読み

ヨーゼフ・メンゲレ ノ トウボウ

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注記

参考文献: 巻末pi-v

内容説明・目次

内容説明

ヨーゼフ・メンゲレ、アウシュヴィッツ絶滅収容所に移送され、降車場に降ろされたユダヤ人を、強制労働へ、ガス室へと選別したナチスの医師。優生学に取り憑かれた彼は、とりわけ双子の研究に熱中し、想像を絶する実験を重ねた。1945年のアウシュヴィッツ解放時に研究資料を持って逃亡。その後、49年にアルゼンチンに渡った彼は、79年にブラジルの海岸で死亡するまで南米に潜み、捕まることも、裁かれることもなく様々な偽名のもと、生き続けたのだった。そして、その死が遺骨のDNA鑑定によって確認されたのは90年代になってからのことだ。なぜメンゲレは生き延びることができたのか?彼は、どのような逃亡生活を送ったのか?謎に満ちた後半生の真実と、人間の本質に、ジャーナリスティックな手法と硬質な筆致で迫った傑作小説。ルノードー賞受賞作。

「BOOKデータベース」 より

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