日本古代の官司と政務

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日本古代の官司と政務

佐々木恵介著

吉川弘文館, 2018.11

タイトル読み

ニホン コダイ ノ カンシ ト セイム

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内容説明・目次

内容説明

古代日本における政務のありかたについて具体的に迫る論考集。任官申請・任官結果伝達の方法とその変遷、任官儀礼の意義を、奈良時代から平安時代までを見通して鋭く考察する。また、『小右記』を主とする古記録類の詳細な検討から、太政官や近衛府・検非違使庁等の政務運営の実態を復原。地方社会における政務に関する論考も収録する注目の一冊。

目次

  • 第1部 任官制度とその運用(任官申請文書の類型とその系譜;正倉院文書中の経師等貢進文について;古代における任官結果の伝達について ほか)
  • 第2部 中央官司と政務(古記録にみえる「宣旨」の実体—『小右記』の勘宣旨を中心として;摂関期の政始について;『小右記』にみる摂関期近衛府の政務運営 ほか)
  • 第3部 地方官司と政務(摂関期における国司交替制度の一側面—前司卒去の場合;大宰府の管内支配変質に関する試論—主に財政的側面から;〓示札・制札)

「BOOKデータベース」 より

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