日本国憲法と本土決戦 : 神山睦美評論集
著者
書誌事項
日本国憲法と本土決戦 : 神山睦美評論集
幻戯書房, 2018.11
- タイトル読み
-
ニホンコク ケンポウ ト ホンド ケッセン : カミヤマ ムツミ ヒョウロンシュウ
大学図書館所蔵 件 / 全9件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参照文献: p289-304
内容説明・目次
内容説明
共苦(コンパッション)と憐憫(ピティ)—苦難に遭えば遭うほど、自分のことはさておいて、さらに苦しんでいる人々に手をのべずにはいられなくなる。東日本大震災後に顕わになったそんなエートスは、どこにいってしまったのだろう。災害後の社会を覆う「反動感情」を撃つ、神山思想の現在形。
目次
- 1 思想の現場から(日本国憲法と本土決戦—柄谷行人『憲法の無意識』への系譜;個人の生を超えてゆくもの—吉本隆明『全南島論』の思想を接ぎ木するために ほか)
- 2 文学の現在(詩の不自由について;黒田喜夫の葬儀の場面から ほか)
- 3 批評の実践(批評の精髄—江田浩司『岡井隆考』;究極的な批評の形式—詩論展望 ほか)
- 4 対話から照らされる思想(遠藤周作『沈黙』をめぐって—若松英輔との対談)
「BOOKデータベース」 より