霧 (ウラル)
著者
書誌事項
霧 (ウラル)
(小学館文庫, [さ13-3])
小学館, 2018.11
- タイトル別名
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霧
- タイトル読み
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ウラル
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注記
2015年刊の改稿、文庫化
シリーズ番号はジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
北海道最東端・根室は、国境の町である。戦前からこの町を動かしてきた河之辺水産の社長には、三人の娘がいた。長女智鶴は国政を目指す大旗運輸の御曹司に嫁ぎ、次女珠生は芸者を経て相羽組組長の妻となり、三女早苗は金貸しの杉原家の次男を養子にして実家を継ぐことになっている。にわかに解散風が吹いた総選挙で、智鶴の夫・大旗善司は、北方領土の早期返還を公約に掲げ、初当選を果たした。選挙戦を支えたのは、珠生の夫・相羽重之が海峡でかき集めた汚れ金だった。三姉妹はそれぞれの愛を貫き、男の屍を越え生きてゆく。直木賞作家が贈る波瀾万丈エンタメ!
「BOOKデータベース」 より