存在感をめぐる冒険 : 批判理論の思想史ノート

書誌事項

存在感をめぐる冒険 : 批判理論の思想史ノート

大熊昭信著

法政大学出版局, 2018.11

タイトル読み

ソンザイカン オ メグル ボウケン : ヒハン リロン ノ シソウシ ノート

大学図書館所蔵 件 / 67

この図書・雑誌をさがす

注記

参照文献: p459-481

内容説明・目次

内容説明

存在感とは、“今ここに私がいる”という、否定することも手放すこともできない実感である。この一見あたりまえで常識的な経験は、どのようなメカニズムで生成し、複雑で重層的な人生の意味と美をなしているのか。現象学、記号学、民俗学、脳科学、国家論、精神分析、生政治論など現代思想の主題を縦横に論じ、「生きること自体」の愉悦のありかを探索する批評の冒険。

目次

  • 第1部 存在感とはなにか(自己の存在感という経験;存在感の組織化;存在感の形而上学—ケ、ケガレ、ハレ、カレ;存在感の現象学)
  • 第2部 存在感の生成と展開—記号過程の自然史と社会史(意識の自然史あるいはその発生と展開の記号学と脳科学;世界観の効果と自己意識の構造;社会と国家と権力—人類記号過程の外在化と物象化;国家から国家なき社会を生み出す手法—植民地の経験に学ぶ)
  • 第3部 存在感分析と精神分析(「在ること派」と「成ること派」または強迫神経症とヒステリー;精神分析を存在感分析で読む;“生治”へ向かう新しい主体—その思想と論理;革命的主体としての強迫神経症とヒステリー)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB27296077
  • ISBN
    • 9784588460159
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xii, 484, 15p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ