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傍らにいた人

堀江敏幸著

日本経済新聞出版社, 2018.11

Title Transcription

カタワラ ニ イタ ヒト

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Note

初出: 日本経済新聞朝刊(2017年3月4日-2018年2月24日)

引用・参照文献: p259-262

Description and Table of Contents

Description

小説の楽しみのひとつは、全体の流れや構造とは関係のない細部につまずくことにある。

Table of Contents

  • 傍点のある風景—國木田独歩「忘れえぬ人々」
  • ふたつの黒い影—安岡章太郎「夕陽の河岸」
  • 洗面器に入れて運ぶ—井伏鱒二「鯉」
  • ハトロン紙の謝罪文—井伏鱒二「スガレ追ひ」
  • 乾いた言葉の粒で—マルセル・ムルージ『涙』『エンリコ』
  • 心に礫を浴びた傷として—瀧井孝作「父」(上)
  • 顔がとれさうなほどの哀しみ—瀧井孝作「父」(下)
  • 悲しみを運んで歩く—佐多稲子「水」
  • 遅くなったわけを話すために船に乗る—内田百〓「見送り」
  • 自身の気配を消した人—正宗白鳥「リー兄さん」〔ほか〕

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Details

  • NCID
    BB27300866
  • ISBN
    • 9784532176471
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    262p
  • Size
    20cm
  • Classification
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