はだれ雪
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Bibliographic Information
はだれ雪
(角川文庫, 21115-21116,
KADOKAWA, 2018.8
- 上
- 下
- Title Transcription
-
ハダレユキ
Available at / 7 libraries
-
Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine Library図
上913.6/H26/上012006947,
下913.6/H26/下012006955 -
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Note
KADOKAWA2015年刊の2分冊
Description and Table of Contents
- Volume
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上 ISBN 9784041068045
Description
若くして扇野藩士の後家となった紗英は、江戸から配流されてきた旗本・永井勘解由の接待役兼監視役を命じられる。この年、江戸城内で赤穂藩主浅野内匠頭が吉良上野介を斬りつける事件が起きた。勘解由は浅野の切腹直前、“最後の言葉”を聞いたという。その行いが将軍綱吉の機嫌を損ね、流罪となったのだ。だがある日、浅野家国家老大石内蔵助が密かに訪ねてくる。勘解由に惹かれていた紗英は、自らの立場との間で揺れ動く—。
- Volume
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下 ISBN 9784041073841
Description
永井勘解由と苦難を共にすることを決意した紗英。流罪人である勘解由との祝言はささやかだったが、紗英は幸せだった。一方、大石内蔵助らは吉良邸討ち入りの準備を進めていた。決行されれば、浅野内匠頭の“遺言”を聞いた勘解由も窮地に陥る。他家の家臣のために命を顧みない姿に思い惑う紗英に勘解由は、自身の壮絶な過去を語り始めた。信じるもの、愛する者のために自らを捧げた男女の高潔な志が胸を揺さぶる、感動の時代長篇。
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