木簡・金石文と記紀の研究
著者
書誌事項
木簡・金石文と記紀の研究
(小谷博泰著作集 / [小谷博泰著], 第3巻)
和泉書院, 2018.12
- タイトル別名
-
木簡金石文と記紀の研究
- タイトル読み
-
モッカン・キンセキブン ト キキ ノ ケンキュウ
大学図書館所蔵 件 / 全56件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
索引: p356-363
本著作集刊行にあたり、2006年刊行の『木簡・金石文と記紀の研究』 並びに増補した論文・書評の誤字、脱字などの錯誤を改めている。--p348
収録内容
- 七世紀における日本語の文章表記
- 法隆寺幡銘と斉明紀挽歌
- 文章史から見た法隆寺幡銘と薬師像光背銘
- 万葉集の「柿本人麻呂歌集」と初期木簡
- 播磨国風土記の筆録
- 上代木簡の文体史
- 「書評」沖森卓也『日本古代の表記と文体』
- 日本語表記のルーツを探る
- 上代の文字と意味
- 万葉集と庭園
- 木花之佐久夜毘売
- 国生み・黄泉の国・須佐之男昇天
- 天孫降臨
- 国生み・天の石屋・八俣の大蛇
- 神武・崇神・垂仁(古事記中巻)
- 古事記の形成と文体
- 古事記の筆録と和風表記
- 仁徳・允恭・安康(古事記下巻)
- 「書評」西條勉『古事記の文字法』
- 記紀の表記と上代文字資料
- 古事記序文と本文の筆録
- 「書評」佐佐木隆『上代の韻文と散文』
内容説明・目次
内容説明
新出資料による文章史と、古事記の成立についての徹底した考察。近年の各種の新出資料によって、日本の七世紀中ごろにはすでに活発な文章活動が行われていたことを具体的に論じ、文章表記に関する通説に対しての再考を求め、さらに万葉集の和歌の表記などについても考証を及ばせた。また、国文学や歴史学において重要課題とされて論じられてきた古事記の成立過程について、国語学からの追究を徹底させ、序文の作成などに関する実証的な考察を深めた。
目次
- 第1部 上代文字資料の表記をめぐって(七世紀における日本語の文章表記;法隆寺幡銘と斉明紀挽歌;文章史から見た法隆寺幡銘と薬師像光背銘;万葉集の「柿本人麻呂歌集」と初期木簡 ほか)
- 第2部 古事記の成立と日本書紀(木花之佐久夜毘売;国生み・黄泉の国・須佐之男昇天;天孫降臨;国生み・天の石屋・八俣の大蛇 ほか)
- 増補(古事記序文と本文の筆録—表記と用字に関して;書評・佐佐木隆『上代の韻文と散文』)
「BOOKデータベース」 より