音楽放浪記
著者
書誌事項
音楽放浪記
(ちくま文庫, [か75-1],
筑摩書房, 2018.12-2019.1
- 日本之巻
- 世界之巻
- タイトル別名
-
音盤考現学
音盤博物誌
- タイトル読み
-
オンガク ホウロウキ
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注記
「片山杜秀の本1 音盤考現学」(アルテスパブリッシング, 2008年2月刊)と「片山杜秀の本2 音盤博物誌」(アルテスパブリッシング, 2008年5月刊)に所収の100篇から55篇を採録, 再編集し文庫化
参考音盤ガイド: 日本之巻: p379-412. 世界之巻: p311-341
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
-
日本之巻 ISBN 9784480435613
内容説明
崇高で、不穏で、実験的。それでいて深い感動を与えてくれる日本のクラシック音楽。山田耕筰、橋本國彦、伊福部昭、武満徹、坂本龍一。近代日本が生んだ精神の最高のものが、彼らの音楽にあらわれている—。サントリー学芸賞(第30回)・吉田秀和賞(第18回)をW受賞した傑作音楽評論を再編集して文庫化。批評の最終兵器・片山杜秀の導きで、日本のクラシック音楽へ接近せよ!
目次
- 極私的追悼・伊福部昭
- ドシラとゴジラ
- ルルー・伊福部・ショパン
- 幻の京都楽派を求めて
- 曖昧なる日本の巨匠
- 信時楽派が存在する
- 「代用の帝国」の逆襲
- 近衛秀麿と「日本的近代」
- 齋藤秀雄の不幸
- 橋本國彦の懴悔〔ほか〕
- 巻冊次
-
世界之巻 ISBN 9784480435699
内容説明
クラシック音楽をより深く愉しみたいなら、近代以降の歴史的な脈絡をつけて聴くのがよい。フランスなら、ドビュッシーからブーレーズ以降へ。旧ソ連なら、ミャスコフスキーがいて、ショスタコーヴィチがいてシュニトケがいる。古典的な名曲から現代音楽までを整理し、西洋音楽の本質に迫る。サントリー学芸賞(第30回)・吉田秀和賞(第18回)をW受賞した傑作を再編集して文庫化。縦横無尽で自由自在な音楽批評。
目次
- バッハの罪?
- ご先祖様はモーツァルト?
- 踊れ、ベートーヴェン!
- フランク沈没
- シェーンベルクと編曲の夢
- さよなら、クライスラー
- 火男、がんばる
- 「ミャス六」の謎
- グルジェフ式ラジオ修繕法
- ドビュッシーの前にひざまずくヒンデミット〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より