イギリス女性運動史 : 1792-1928
著者
書誌事項
イギリス女性運動史 : 1792-1928
みすず書房, 2018.9
- : 新装版
- タイトル別名
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The cause : a short history of the woman's movement in Great Britain
- タイトル読み
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イギリス ジョセイ ウンドウシ : 1792-1928
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注記
原著(G. Bell & Sons, 1928)の全訳
奥付に「本書は、大東文化大学研究成果刊行助成金を経て、みすず書房より2008年1月25日、第1刷として発行した『イギリス女性運動史』を底本としています。」とあり
その他の訳者: 山内藤子, 奥山礼子, 佐藤千佳, 山本優子, 三神和子
監訳: 栗栖美知子, 出淵敬子
原著者による文献ノート: p334-336
レイ・ストレイチー著作リスト: p374
イギリス近現代女性史関連年譜: 巻末pix-xvi
索引: 巻末p i-viii
内容説明・目次
内容説明
フランス革命と産業革命を端緒に、18世紀末頃から芽生えはじめた女性解放思想が、男性の従属物としてあらゆる権利を制限されていた英国の女性たちをいかに突き動かし、参政権獲得という具体的目標に向けて形をとりはじめたのか。本書は、男女平等の人権を求めるメアリー・ウルストンクラフト『女性の権利の擁護』刊行の1792年を起点におき、さまざまな史実や人物群像を描き出しつつ、英国で女性の普通選挙権が実現した1928年に至る道程を活写した古典的名著(原題The Cause)待望の初訳である。
目次
- 家庭という監獄(一七九二‐一八三七)
- 噴出する不満(一八三七‐一八五〇)
- 社会参加の拡大(一八三七‐一八五〇)
- 形に示された要求(一八五〇‐一八五七)
- 仕事への着手(一八五〇‐一八六〇)
- 権利とプロパガンダ(一八六〇‐一八七〇)
- 無知の露呈(一八四八‐一八六八)
- ケンブリッジ攻略(一八六六‐一八七三)
- 女性医師(一八五八‐一八七三)
- 性病予防法(一八七〇、一八七一)
- 初めての組織運営(一八七〇‐一九〇〇)
- 女性労働の必然性(一八六〇‐一八九〇)
- 女子教育における進展(一八七〇‐一九〇〇)
- 行政の欺き(一八七〇‐一九〇〇)
- 戦闘的運動の始まり(一八九七‐一九〇六)
- 偉大なる日々(一九〇六‐一九一一)
- 選挙法改正法案の失敗(一九一一‐一九一四)
- 戦時(一九一四‐一九一八)
- 女性参政権の獲得(一九一六‐一九一八)
- 第一次世界大戦後(一九一八‐一九二八)
- 新しい女性像の受容
「BOOKデータベース」 より