雨上がり月霞む夜
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雨上がり月霞む夜
中央公論新社, 2018.11
- タイトル読み
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アメアガリ ツキ カスム ヨル
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注記
参考文献: 巻末
収録内容
- 紅蓮白峯
- 菊女の約
- 浅時が宿
- 夢応の金鯉
- 修羅の時
- 磯良の来訪
- 邪性の隠
- 紺頭巾
- 幸福論
内容説明・目次
内容説明
大坂堂島の紙問屋・嶋屋を営んでいた秋成は、町一帯を襲った火事によって店を失い幼なじみの雨月が結ぶ香具波志庵に居候することに。ところがその雨月、飄々とした性格ながら妖しを引き寄せる体質で、しだいに彼らの周りには、憎まれ口をたたく兎やら、成仏できぬ人の怨念やらが溢れ出す。さらにその先で待ち受けていたのは、世界の成り立ちを根本から変える驚くべき真実だった—江戸怪異譚の傑作『雨月物語』に大胆な現代的解釈を試みた、珠玉の連作短篇集。
「BOOKデータベース」 より