「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい

書誌事項

「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい

森達也 [著]

(講談社文庫, [も38-2])

講談社, 2018.11

タイトル読み

ジブン ノ コドモ ガ コロサレテモ オナジ コト ガ イエル ノカ ト サケブ ヒト ニ キキタイ

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注記

2013年8月ダイヤモンド社より単行本として刊行されたもの

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

オウムのドキュメンタリーを撮影して以降、「遺族感情を踏みにじるのか」「被害者のことを考えろ」そうした罵声を著者は浴び続けてきた。しかし、被害者でも遺族でもない彼らがなぜこれほど居丈高になれるのか。オウム真理教と死刑、九・一一と監視社会、排他主義とレイシズム。危機感を煽られ、集団化する日本を撃つ。

目次

  • 第1章 「殺された被害者の人権はどうなる」このフレーズには決定的な錯誤がある(「殺された被害者の人権はどうなる」このフレーズには決定的な錯誤がある;「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい ほか)
  • 第2章 善意は否定しない、でも何かがおかしい(「守らなければ」という思いが、結局、大切な人を殺してしまう;目を背けてはいけない。多くの命が苦しみ、悶えている ほか)
  • 第3章 「奪われた想像力」がこの世界を変える(どう考えてもおかしい。スリッパを重ねる意味は何だろう;本人がいて、運転免許証もある。それなのになぜ印鑑が必要なのか ほか)
  • 第4章 厳罰化では解決できない、この国を覆う「敵なき不安」(毎日が「特別警戒」という矛盾。その弊害は深刻だ;「叫びたし 寒満月の割れるほど」獄中で詠まれたあまりにも悲痛な歌 ほか)
  • 第5章 そして共同体は暴走する(「テロとの戦い」、このフレーズを何度耳にしてきたことだろう;ナチスの最高幹部であるアイヒマン。彼はいったい誰に従ったのか ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB27405660
  • ISBN
    • 9784065137208
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    469p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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