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鼓に生きる : 歌舞伎囃子方田中佐太郎

田中佐太郎, 氷川まりこ著

淡交社, 2018.11

タイトル読み

ツズミ ニ イキル : カブキ ハヤシカタ タナカ サタロウ

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注記

月刊『なごみ』連載 (2017年1月号-12月号) をもとに加筆、写真を増補してまとめたもの

田中佐太郎 関連年譜: p184-187

内容説明・目次

内容説明

「もし彼女がいなかったら、今の歌舞伎囃子はない」—。歌舞伎の上演に欠くことができない音楽「歌舞伎囃子」。男子の後継者に恵まれなかった厳父の遺志と芸を継承し、次代へとつないだ田中佐太郎が、女人禁制の歌舞伎界に捧げたその半生を語る。

目次

  • 序幕 出生〜九代目佐太郎襲名(千尋の谷へ;稽古を日常とせよ;黒御簾うちの女性;妻・田中佐太郎を語る—「魔物」を作りあげた人(亀井忠雄))
  • 2幕目 能の稽古、結婚まで(早く下手になれ;初心忘るべからず;母・田中佐太郎を語る—自分を貫いた「凜とした女性」(亀井広忠))
  • 3幕目 父の教え、自ら教えてきたこと(時分の花;教えることで教えられたこと;稽古の心得;母・田中佐太郎を語る—天下一品の教育者(十三世田中傳左衞門))
  • 大詰 次代への継承(継ぐを以て家とす;鼓の家;鼓の未来へ;母・田中佐太郎を語る—生涯「佐太郎」のままで(田中傳左次郎);孫たちへの稽古)

「BOOKデータベース」 より

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